算数教材 キズネール棒で、視覚的に"数"を学ぼう!
見て学び、触れて学ぶことで楽しく学習できる算数教材。キズネール棒で数の概念や計算の方法を考えよう。
キズネール棒の用途いろいろ
・小さなお子さまにはカウンターとして ・「数の合成・分解」のイメージ作りに ・たし算・ひき算・かけ算・わり算の計算に ・面積や分数の計算に |
10の概念を学ぼう 小さなお子さまにはカウンターとして。自分の手でロッドを動かせるので、見て触って視覚的に10の概念が学べます。 |
計算式だと??? 紙面上の計算式をよりも、見て触って実際に棒を並べ替えることで、より理解できます。 |
1cm刻みで異なった色 1(白)/ 2(赤)/ 3(黄緑)/ 4(ピンク)/ 5(黄)/ 6(緑)/ 7(黒)/ 8(茶)/ 9(青)/ 10(オレンジ)で構成されています。 |
キズネール棒の詳細
キズネール棒は、ベルギーの教育実業家キズネール氏によって創案され、ロンドン大学教授ガットノー博士によって数学的、教育的、心理的意味づけなどがなされた。
キズネール棒は数を表現した10種類の棒であり、底面の一辺が1の正方形の角柱になっている。
長さは1から10まで1刻みで、それぞれに異なった色が付いている。
そして単位になる1の長さに印の線などは無いところが特徴である。
この棒を使って、数の構成における合成・分解の学習が可能です。
キズネール棒とは(Cuisenairaire Rods)
キズネール棒は、ベルギーの教育実践家であったキズネール氏によって創案され、ガッテニョー博士によって、数学的・教育的・心理的意味付けがなされた教具である。
キズネール棒とは、底面が1cmの直方体をもとに、高さが1~10cmの計10種類があり、以下ような色が塗られている。「色に着目すると、白(1)、赤系統(2,4,8)、青系統(3,6,9)、黄系統(5,10)、黒(7)で、色の間に倍数・約数関係がある。」(國本,p.119)この色分けにより、1から10の数に対応して考えることができる。特徴として、数字が書き込まれたり、単位となる白(1)の大きさを示した目盛りや線が入っていない。
ガッテニョー博士は、キズネール棒は単なる数構造の理解や計算器具として用いるだけでなく、ほかの数学的な概念の理解のため、「代数棒」とい造語で表している。
表-1 キズネールの棒
キズネール棒は、数概念や数の合成・分解、加法・減法だけではなく、乗法・除法、数の交換・分配法則、有理数、面積、数量関係などにも幅広く活用できる。例えば、加法の場面において、図-1のように黄緑と赤の棒をつなげておいて、この長さに等しい黄色の棒を置くと、加法の逆の演算である減法の場面についても、関連して考えることができる。
図-1
〈1セット内容〉(1人分)
・1単位(白)22本、2単位(赤)12本、3単位(黄緑)10本、
・4単位(紫)6本、5単位(黄)4本、6単位(深緑)4本、
・7単位(黒)4本、8単位(茶)4本、9単位(青)4本、10単位(橙)4本計74本
・取扱説明書